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痂状地衣:マルゴケ属(被子器)-1.樹皮着生・岩上生/ Porina |
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※全種の写真が掲載されているわけではありません
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このページでは,マルゴケ属のうち樹皮着生と岩上生の種のみ扱います.生葉上生の種は別のページで紹介します. |
1a.被子器壁(切片の生物顕微鏡像)には,シュウ酸カルシュウムの結晶(透明のガラスのよう)を含む.被子器は灰緑色から緑褐色・・・・・・A |
1b.被子器壁(切片の生物顕微鏡像)には,シュウ酸カルシウムの結晶を欠く.子器が黒色から暗褐色,あるいは橙褐色・・・・・B |
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A.被子器壁にシュウ酸カルシウムの結晶を含む群 |
▲上へ |
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Porina internigrans オオマルゴケ(●) |
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Porina tetracerae ヒメマルゴケ(●) |
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Porina farinosa オオイシガキマルゴケ(●) |
石垣状多室の大きな子嚢胞子が特徴.子器は地衣体に埋もれ,目立たない. |
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Porina eminentior イシガキマルゴケ(●) |
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Porina exasperatula シャカトウマルゴケ(●) |
この群の中では子器が特に小さく,表面がイボ状となっている. |
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B.被子器壁にシュウ酸カルシウム結晶を欠く群 |
▲上へ |
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この群の種は,子器が小さく,黒っぽいものが多い[ただしP. leptalea コマルゴケは(暗)橙褐色~赤褐色] |
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Porina hirsuta ヒメクロマルゴケ(●) |
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Porina guentheri クロマルゴケ(●) |
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